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TRA-TRAVEL is the art hub established in 2019. We host onsite and online events such as exhibitions and talk events with our mission to connect locals from different sites/countries, and generate a new cultural, artistic and touristic traffic with them.

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NEWS


AIRΔ / Artist-in-residency Program vol.8

 ヨウ・ケン(楊健/Yang Jian)

key image of AIRΔ vol.8 Yang Jian
 
JP/EN  June, July 2024

TRA-TRAVEL WHITE SPACE BEIJINGによるアーティスト・イン・レジデンスプログラム、AIRΔ Vol.8

 

AIR Δ vol.8 概要

TRA-TRAVELは2021年から、公共および民間のアートオーガナイゼーションと共に、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)を大阪で7回実施してまいりました。本年から、『AIRにおけるクリエイティブエコノミーを考える』をキーワードに、国外のギャラリーとコラボレーションするアーティスト・イン・レジデンスを開始します。

本プログラムでは、作品の構想から販売に至るまでのレジデンスプログラムの流れを、アーティストとギャラリーと共にデザインすることで、アーティストの滞在制作、作品発表、そして作品の「販売」に至るまでの動線をもつAIRプログラムを試験的に実施します。
本滞在制作は、アーティストはもちろん、協働するギャラリーにおいても、作品の流通だけでなく、派遣アーティストが新たなインスピレーションを得る機会と捉えています。

AIRΔ vol.8では、北京のギャラリー「WHITE SPACE」が推薦する、中国の南京及び大阪を拠点に制作を行うアーティスト、ヨウ・ケン(楊健/Yang Jian)を招聘します。ヨウ・ケンは、2024年6月から7月にかけてレジデンスパートナーである北加賀屋のSuper Studio Kitakagayaで滞在制作を行い、また7月19日から21日まで「ART OSAKA」に合わせて開催されるオープンスタジオにて成果展と作品販売を行います。そのほか、アーティストの面会やインタビューも随時受け入れるなど、有機的なレジデンスプログラムを目指していますので、ご興味のある方は、ぜひTRA-TRAVELにご連絡ください。

 

*作家とギャラリーの経費を除いた作品の売上は、次年度の本プログラムのAIR費用にあてるなど、循環型クリエイティブエコノミーを計画しています。

 

TRA-TRAVEL

 

▼主催:TRA-TRAVEL、WHITE SPACE

   レジデンスパートナー:おおさか創造千島財団(Super Studio Kitakagaya)

助成: 大阪市、芳泉文化財団

▼滞在場所:Super Studio Kitakagaya (スーパースタジオキタカガヤ)

        〒559-0011 大阪府大阪市住之江区北加賀屋5丁目4−64

         https://ssk-chishima.info/

▼滞在期間:2024年6月―7月末

 

© Julian Salinas

▼招聘アーティスト:ヨウ・ケン(楊健/Yang Jian)

1982年 中国福建省生まれ。ビデオとインスタレーションを主に制作するアーティスト。厦門大学芸術学院で学士号(2004年)と修士号(2007年)を取得後、2009年から2010年までStichting Niemeijer Fonds (NL)の助成を受けオランダのRijksakademie van Beeldende Kunstenに滞在。 2015年にHUAYU Youth Awardの審査委員会特別賞を受賞。2018年OCAT Young Media Artists of the Year受賞。中国、ドイツ、アメリカ、オランダで個展及びグループ展を多数開催。現在中国の南京及び大阪を拠点に制作を行う。

https://whitespace.cn/artists/yang-jian/

 

▼コラボレーションギャラリー:WHITE SPACE

WHITE SPACEは2004年北京で設立、2009年に草場地にある1500平方メートルのスペースに移転し、若手アーティストの作品に焦点を当てた中国初の現代アートギャラリーとし、次々と新しい企画を実施している。2021年、WHITE SPACEは北京市の順義区に700平方メートルの新スペースをオープン。WHITE SPACEは各取扱い作家の個々の芸術活動を深め、また、コンテンポラリーアートの世界的な普及と交流を促進するプロフェッショナルなギャラリーとして、中国とアジアにおける先駆的なアートスペースのひとつとして発展を続けている。

https://whitespace.cn/

 

WHITE SPACEによる推薦理由

Reasons for recommendation by WHITE SPACE

 

福建省出身で、厦門大学で修士号を取得したヨウ・ケンは、2012年からWhite Spaceの所属アーティストになりました。彼は、2009年にアムステルダムのRijksakademie van Beeldende Kunstenで奨学金を受けるなど、数々の重要な功績で知られています。その作品は文化の壁を越えて多くの観客に共鳴し、中国国内外の展覧会で展示され、また、メディアアート分野でも重要な存在として認識されています。

ヨウ・ケンは日本文化に対する深い関心を持っています。TRA-TRAVELとの共同プログラムを通じて大阪や日本の芸術文化、そして社会を知り、交流を深めることから新たなインスピレーションが生まれ、それが彼の芸術表現をさらに豊かにすることを期待しています。これは、グローバルな芸術交流を促進し、創造的な才能を育成するという我々のミッションと一致するものです。彼のSSKでのレジデンスを楽しみにしており、それが彼の芸術的探究と私たちのコミュニティの両方を豊かにすることを期待しています。


in flux: ベトナムビデオアートの流れを振り返る

 ベトナム映像作品スクリーニング+キュレータートーク(TRA-TRA-TALK vol.5関連イベント)

 

image of screening event 『in flux: revisiting media in Vietnam-based video art』at Juu, Osaka Japan, photo by Yukawa-Nakayasu/ TRA-TRAVEL.
 
JP/EN  18 February 2024
 
 
F.アツミによるイベントのレビューはこちら↓
 
English follows Japanese
 

さて、テーマを絞らずにベトナムの映像作品をキュレーションするにはどこから手をつければいいのだろう。ベトナムにビデオアートが導入されたのは1990年〜2000年代とかなり遅く、現在においても他の表現に比べ正確な位置づけがなされぬまま、多くのアーティストにより映像芸術は進展を続け、ベトナムの芸術史の中でその位置を確立しようとしています。 

本スクリーニング『in flux』では、Veronika Radulovic(ヴェロニカ・ラドゥロヴィック)Phạm Nguyễn Anh Tú,(ファン・グエン・アン・トゥ)  Phạm Anh(ファン・アン)Thảo Nguyên Phan(タオ・グエン・ファン)Quỳnh Đông(クイン・ドン)Lêna Bùi(レナ・ブイ)Trương Công Tùng(チュオン・コン・トゥン)の作品を紹介します。ただ闇雲に広大なジャンルを網羅して紹介するのではなく、むしろこの地域から生まれた、まだあまり知られていない実践を紹介したいと思います。

それぞれ多様な美学とテーマをもつアーティストの中に、一つ共通点をあげるのなら、文化的な遺産を見なおし、再解釈することによって「記憶」を振り返るというアイデアがあげられるでしょう。本映像オムニバスは、アーティストが様々なメディア(アーカイブ、映画史、文学資料、ニュースメディア、口承/民俗史、あるいは映像そのものなど)を再訪することを通して、歴史と記憶がどのように生産あるいは再生産されるかに光をあて、一面的な視点に挑戦し、それらを浮き彫りにします。

本イベントは、スクリーニングに合わせ、キュレーターのマリー・ルー・ダヴィド(Sàn Art、ホーチミン)自身によるプログラムや選出作品の紹介があり、上映後には観客とのオープンディスカッションを設けています。

マリー・ルー・ダヴィド/Mary Lou DAVID

 
 
■イベント概要

■日時: 2024年2月18日(日)14時ー17時30分(上映+トーク)
■会場: JUU arts&stay  〒554-0013 大阪府大阪市此花区梅香1丁目17−20
■参加費:自由(ドネーション制)*定員30名(予約不要、先着順)

 

■ キュレーション: Mary Lou David
■ 企画・字幕翻訳: 池田昇太郎
■ トーク通訳: 柏本奈津
■ 主催:  TRA-TRAVEL 
■ 協力: FIGYA,  San Art, 一般社団法人アラヤシキ
■ 助成: 大阪市、芳泉文化財団

■上映作品

<第1部>
「The most romantic walk」 監督:Phan Anh|ベトナム|2017|カラー|30分

「Journey of a Piece of Soil」監督:Trương Công Tùng|ベトナム|2015|カラー|33分

–休憩–

<第2部>

「On Amanda Heng: The Scent of Tam Đảo」監督:Veronika Radulovic|ベトナム|2022|カラー|10分

「Soap Bubbles」監督:Phạm Nguyễn Anh Tú|ベトナム|2021|カラー|7分

「Precious. Rare. For Sale.」監督:Lêna Bùi|ベトナム|2023|カラー|12分

「Becoming Alluvium」監督:Thảo Nguyên Phan|ベトナム|2019-ongoing|カラー|16分

「My Paradise」監督:Quỳnh Đông|ベトナム|2012|カラー|14分

 
 

■ マリー・ルー・ダヴィド/Mary Lou DAVID

パリ生まれ、ロンドン育ち。ホーチミンを拠点に活動。2014年ロンドン大学コートールド美術研究所美術史コース修了。 ベトナムのアートシーンを牽引する現代アートオーガナイゼーション「Sàn Art(サン・アート)」のキュレーター。
実験映画、ビデオ・アート、クィア・パフォーマンスへの継続的な関心に加え、同地のインディペンデントなアートスペースを支援し、コラボレーションするための新たなネットワークの構築を目指す。さまざまなレジデンスプロジェクトに携わる中で、コミュニティに焦点を当てたプログラムと国際的な芸術交流が地元のアートシーンを多様にし、活性化するためのプロジェクトを数多く実践している。
Sàn Artでの展覧会企画と並行して、「Saigon Experimental Film Festival’ editions III and IV (2020年、 2022年) 」の共同キュレーション、 A. Farm (2018-2020年)、Times & Realities (2021年)、Sàn Art Studio (2021年〜)、Ecologies of Water (2023-)といったレジデンシープロジェクトにも関わっている。

※マリー・ルー・ダヴィドの今回の日本滞在とリサーチは、石橋財団・国際交流基金日本美術研究フェローシップの支援により実現しました。

 

■ Sàn Art  (サンアート)

2007年にアーティスト主導のプラットフォームとしてホーチミン市に設立されたSàn Artは、以来、ベトナムとこの地域をリードする独立系アート団体へと成長した。Sàn Artは、国内外のアーティストや文化活動に対する草の根的な支援へのコミットメントを維持しつつ、定期的な教育的イニシアチブを通じた批評的言説の場でもある。

展覧会プログラム(2007年以来110以上)のほか、Sàn Artの過去のプロジェクトには、アーティスト・レジデンス「Sàn Art Laboratory」(2012-2015年)、出版物やイベントのシリーズ「Conscious Realities」(2013-2016年)などがあり、グローバル・サウスに焦点を当てた作家、アーティスト、思想家、文化関係者を招いている。2018年、Sàn Artはキュレーター養成学校「Uncommon Pursuits」と、ベトナムとこの地域の近現代美術の対話に焦点を当てた新しいギャラリーを立ち上げた。また同年、MoT+++およびNguyen Art Foundationと共同で設立した国際的なアーティスト・レジデンシー・プログラムであるA. Farm(2018-2020)を開始した。組織の歴史に新たな章を開いたSàn Artは、革新的で実験的な実践や視点を支援・育成するコミュニティ・ハブとして拡大している。

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Screening event + post-screening talk:

in flux: revisiting media in Vietnam-based video art 

■ Date: 2.00 – 5.30 pm Sunday, 18th February 2024
■ Venue: “JUU arts&stay” 1-17-20, Baika, Konohana-ku, Osaka
■ Admission: Free (donation required) * Capacity: 30 people (no reservation required)

 

■ Curation: Mary Lou David
■ Organizer:  TRA-TRAVEL
■ Collaboration: FIGYA, San Art
■ Mediator & Subtitle translator: Shotaro Ikeda
■ Talk interpreter: Natsu Kashiwamoto
■ Support:  Osaka city, Housen Cultural Foundation

 
■ Introduction:

Where to begin when tasked to curate a Vietnam-based moving image programme with an open-ended theme? While the medium of video art arrived much later into the country, in the 1990s and 2000s, and still struggles today to find its rightful place amongst other contemporary practices, there have been a wide range of artists pushing the medium forward and anchoring it within the making of Vietnamese art history. ‘In flux’ introduces works by Veronika RadulovicPhạm Nguyễn Anh TúPhan AnhThảo Nguyên PhanQuỳnh ĐôngLêna Bùi and Trương Công Tùng, inviting audiences to discover the world of moving image from a Vietnamese context. It doesn’t attempt to cover its broad spectrum but rather offer an entryway into the lesser known practices stemming from the region.

 

One connecting thread amongst these artists of diverse aesthetics and thematics is the idea of revisiting memory by reutilising and dissecting various forms of cultural heritage. If we consider how memory is a malleable force that can easily be shaped to form master narratives, then the present selection shows how each artist has revisited a plethora of other media – be it archives, film history, literary sources, news outlets, oral/folk history or video itself – to highlight how history and memory can be produced, reproduced, and ultimately challenge such one-sided perspectives.

 

The event will include a short introduction to the programme and selected works by curator Mary Lou David (Sàn Art, Ho Chi Minh City, Vietnam), and an open discussion with the audience following the screening.

 
■ Screening Program

“The most romantic walk” by Phan Anh | Vietnam| 2017 | Color | 30 minutes

“Journey of a Piece of Soil” by Trương Công Tùng | Vietnam | 2015 | Color | 33minutes

“On Amanda Heng: The Scent of Tam Đảo” by Veronika Radulovic | Vietnam | 2022 | Color | 10 minutes

“Soap Bubbles” by Phạm Nguyễn Anh Tú | Vietnam | 2021 | Color | 7 minutes

“Precious. Rare. For Sale.” by Lêna Bùi | Vietnam | 2023 | Color | 12 minutes

“Becoming Alluvium” by Thảo Nguyên Phan | Vietnam | 2019-ongoing | Color | 16 minutes

“My Paradise” by Quỳnh Đông | Vietnam | 2012 | Color | 14 minutes

■ Mary Lou David
Born in Paris, raised in London and now living in Ho Chi Minh City, Mary is one of the curators currently running Sàn Art, an leading contemporary arts organisation in Vietnam. In addition to her ongoing interests in experimental cinema, video art, and queer performance, Mary is interested in developing new networks of support and collaboration between independent art spaces in the region. Aside from her exhibition work, she has also co-curated ‘Saigon Experimental Film Festival’ editions III and IV (2020 and 2022) and been involved in a variety of residency projects including A. Farm (2018-2020), Times & Realities (2021), Sàn Art Studio (2021-), Ecologies of Water (2023-).
* Mary’s research and stay in Japan has been made possible through the generous support of the Ishibashi Foundation / The Japan Foundation Fellowship for Research on Japanese Art.
leading independent arts organisation in Vietnam and the region. Maintaining a commitment to grassroots support for local and international artists and cultural work, Sàn Art is also a site for critical discourse with regular educational initiatives.

Aside from our exhibition programmes, Sàn Art’s past projects include various residencies, international exchanges and educational projects: Sàn Art Laboratory (2012-2015), Conscious Realities (2013-2016), Uncommon Pursuits (2018-), A. Farm in collaboration with MoT and the Nguyen Art Foundation (2018-2020), Journey to the Southwest (2021), Sàn Art Studio (2022-), Saigon-Leipzig exchange (2023). With a new team and space since 2018, Sàn Art continues to expand as a community hub to support and foster innovative and experimental practices and perspectives.

 
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作品概要(English follows Japanese in each artwork and artist)

The most romantic walk(ふたりの小径)」 
監督:
Phạn Anh (ファン・アン)|ベトナム|2017|カラー|30分

この半自伝的ドキュメンタリーは、病室の隣で祖母の訃報を待つアーティスト自身の無意識の逡巡を理解しようとする試みである。 祖母の死後、ファン・アンは追悼を込めて彼女の個人史に関する調査を始めた。 このビデオの元になる「ミュージアム・オブ・マインド」と題されたこのプロジェクトは、こうした記憶の個人的なアーカイブを提示している。 ファウンド・オブジェクトは、集合的な記憶と個人的なエピソードを結びつけ、信仰やイデオロギーが異なる地理的および歴史的文脈の影響を受けながらも、その心や思いやり、人間愛を共有する2人の個人のアイデンティティを反映している。

— 出典: ベトナム現代美術データベースより編集

 

ファン・アンは、ベトナムのサイゴンを拠点とする学際的なアーティスト。2013 年ホーチミン芸術大学を卒業、2015 年にオランダのユトレヒト芸術学校で修士号を取得。 2017年に教育機関やアートコミュニティからあまり認知や支援を受けていない実践者のために、Đường Chạy(ドゥン・チャイ)というコレクティヴを自己資金で共同設立する。同年、ドグマプライズでグランプリを受賞。 ドローイングやライティング、ファウンド・オブジェクトやイメージの組み合わせといったアーカイブ手法を用いた映像やインスタレーションを制作する。 こうした作品では、イメージのパフォーマティブな構造において果敢な実験が為されており、既成の物語に挑戦し、思想・研究・表現の自由を提唱し、政治的・社会的・歴史的な出来事のあり得べき対話を模索している。

 

近年のプロジェクトや展覧会に ‘Pixelating families: Photography as Material for Filmic (Re)Inquiries’, Sàn Art, Ho Chi Minh City, Vietnam (2023), ‘Glad we made it on time’, organised by Salt Beyoğlu in collaboration with the Asian Art Museum,  programmed and curated by Naz Cuguoğlu and Vicky Do, Salt Beyoğlu, Istanbul, Turkey, and Sàn Art, Ho Chi Minh, Vietnam (2022), ‘Remnants’, Sàn Art, Ho Chi Minh City, Vietnam (2022), ‘Month of Arts Practice’ residency and showcase, Heritage Space, Hanoi, Vietnam (2020); ‘(re)imagined Chorography’ with Đường Chạy and Sàn Art, Ho Chi Minh City, Vietnam (2020); ‘Đường Chạy 3’ (co-curator with Vicky Do), Hanoi, Vietnam (2019); ‘Le Voyage dans L’imaginaire’, bottomspace, Guangzhou, China (2019); ‘Singing to the Choir?’, The Factory Contemporary Arts Centre, Ho Chi Minh City, Vietnam (2019); ‘The Foliage 3’, Vincom Center for Contemporary Art, Hanoi, Vietnam (2019); ‘Museum Of The Mind’, Ho Chi Minh City, Vietnam (2018); ‘ACC Arts Space Network Residency and Open Studio’, ACC Asia Culture Center, Gwangju, Republic of Korea (2018); ‘The Multiverse’, Heritage Space, Hanoi, Vietnam (2017); and ‘Dogma Prize 2017’, Ho Chi Minh City and Hanoi, Vietnam (2017).

https://phananh.space/

 

 

Phan Anh, The most romantic walk (2017)

Duration: 30:38

 

This (semi-)biographical documentary is an attempt to make sense of the artist’s unconscious wanderings while awaiting news of his grandmother in the hospital room next door. In remembrance of her, following her passing, Phan Anh conducted a research on her personal history. Entitled ‘The Museum of the Mind’, the project – which this video is taken from – presents his personal archive of these memories. Found objects and artefacts interlink collective memory and personal anecdote to reflect the identities of two individuals whose beliefs and ideologies were influenced by differing geographical and historical contexts but whose mind, compassion, and humanity are a shared legacy.

— Source: edited from Vietnam Contemporary Art Database

 

Phan Anh is a multidisciplinary artist based in Saigon, Vietnam. He graduated from the Ho Chi Minh University of Fine Arts in 2013 and later received his M.A from Utrecht School of the Arts in the Netherlands in 2015. In 2017, he co-established a self-funded collective called Đường Chạy for practitioners who have not received much recognition and support from educational institutions or the general art community. That same year, he received the Grand Prize of the Dogma Prize for contemporary portraiture. Phan Anh’s works often involve videos and installations with the help of other archival methods such as drawing, writing, and assembling found objects and images. They contain intense experimentations on the image’s performative construction, aim to advocate freedom of thought, research and expression through the act of challenging established narratives, while exploring possible discourses of political, social and historical events. 

 

Recent projects and exhibitions include ‘Pixelating families: Photography as Material for Filmic (Re)Inquiries’, Sàn Art, Ho Chi Minh City, Vietnam (2023), ‘Glad we made it on time’, organised by Salt Beyoğlu in collaboration with the Asian Art Museum,  programmed and curated by Naz Cuguoğlu and Vicky Do, Salt Beyoğlu, Istanbul, Turkey, and Sàn Art, Ho Chi Minh, Vietnam (2022), ‘Remnants’, Sàn Art, Ho Chi Minh City, Vietnam (2022), ‘Month of Arts Practice’ residency and showcase, Heritage Space, Hanoi, Vietnam (2020); ‘(re)imagined Chorography’ with Đường Chạy and Sàn Art, Ho Chi Minh City, Vietnam (2020); ‘Đường Chạy 3’ (co-curator with Vicky Do), Hanoi, Vietnam (2019); ‘Le Voyage dans L’imaginaire’, bottomspace, Guangzhou, China (2019); ‘Singing to the Choir?’, The Factory Contemporary Arts Centre, Ho Chi Minh City, Vietnam (2019); ‘The Foliage 3’, Vincom Center for Contemporary Art, Hanoi, Vietnam (2019); ‘Museum Of The Mind’, Ho Chi Minh City, Vietnam (2018); ‘ACC Arts Space Network Residency and Open Studio’, ACC Asia Culture Center, Gwangju, Republic of Korea (2018); ‘The Multiverse’, Heritage Space, Hanoi, Vietnam (2017); and ‘Dogma Prize 2017’, Ho Chi Minh City and Hanoi, Vietnam (2017).

https://phananh.space/

 

「Journey of a Piece of Soil(ジャーニー・オブ・ピース・オブ・ソイル)」
監督:Trương Công Tùng(チュオン・コン・トゥン)|ベトナム|2015|カラー|33分

 

大きな赤土のように見えるもの、実際にはシロアリの巣を運んでいる匿名の男を追った。 映像の中では何の説明も与えられないまま、男はどこへ行くにもそれを持ち歩き、細心の注意を払ってその物体を扱う。 ここではアーティストは、集団的な関与と文化的生産のより大きな様式における儀式の機能を考察している。 アーティストの活動は中央高原の複数の歴史、生活、民族性、神話に大きく影響され、関わってきたが、作品の中で描かれている農村のシャーマニズムは架空のもの。 なぜ男がシロアリの巣に惹かれるのかは明確には示されないが、だからこそ、献身についての作品『Journey of a Piece of Soil(ジャーニー・オブ・ピース・オブ・ソイル)』が作品として非常に魅力的なのである。さまざまな信仰が私たちに求める、堅実で妥協のない決意を力強く描いているのだ。

— 出典: Kadist から編集

 

チュオン・コン・トゥンは、ベトナム中部高原のさまざまな少数民族に囲まれたダクラク省で育つ。 2010年にホーチミン芸術大学で漆絵を専攻し卒業。 科学、宇宙論、哲学、環境の研究に関心を持っている。トゥンは、ビデオ、インスタレーション、絵画、ファウンド・オブジェクトなどさまざまな表現形式を用いて、近代化による文化的、地政学的な変化が土地の生態系、信仰、神話に顕在化したことに対する個人的な思索を反映させた作品を制作している。 また、さまざまな公共空間や状況での芸術的および文化的活動を通じて、ビジュアルアートと生命及び社会科学の間でオルタナティブな知識を生み出すための活動集団Art Labor (2012 年設立) のメンバー。 2023年にはハン・ネフケンス財団東南アジアビデオアート制作賞を受賞した。

 

主な展覧会に「The Disowned Garden…A Breath of Dream」サンアート/ササアートスペース/ジム・トンプソン・アートセンター/プラメーヤ財団/ムゼイオン/釜山市立美術館で2023年〜2025年にかけて巡回|「Trương Công Tùng」ICA、ロサンゼルス(2023)|『O Quilombismo, Of Resisting and Insisting. Of Flight as Flight. Other Democratic Egalitarian Political Philosophies」世界文化の家、ベルリン(2023)|「Signals…瞬息」パラサイト、香港(2023)|「Is it morning for you yet?」第58回カーネギーインターナショナル、ピッツバーグ(2022)|「A State of Absence…Words out there」 Manzi Art Space、ハノイ(2021)|「The Sap Still Runs」Sàn Art、ホーチミン市(2019)| 「バンコク・アート・ビエンナーレ」バンコク(2018年)|「Between Fragmentation and Wholeness」Galerie Quynh、ホーチミン市(2018年)|「A Beast, a God, and a Line」パラサイト、香港/ワルシャワ近代美術館/ダッカアートサミット(2018年)「Cosmopolis, Collective Intelligence」ポンピドゥーセンター、パリ(2017年)。

truongcongtung.com

 

Trương Công Tùng, Journey of a Piece of Soil (2015)
Duration: 33:35

 

We follow an unnamed man carrying what appears to be a large piece of red soil, in actuality a termite nest. Without any explanation provided in the film, the man brings it with him wherever he goes, devoting great care and attention to the object. Here, the artist considers the function of the ritual in larger modes of collective engagement and cultural production. While the artist’s practice has been largely influenced and engaged with the multiple histor(ies), lives, ethnicities and mythologies of the Central Highlands, the rural shamanism depicted in the work is a fictive one. There’s no clear indication why the man is drawn to the termite’s nest, and yet that is what makes Journey of a Piece of Soil so fascinating as a work about devotion: it powerfully depicts the steady and uncompromised determination our various faiths require of us.
— Source: edited from Kadist

 

Trương Công Tùng grew up in Dak Lak among various ethnic minorities in the Central Highlands of Vietnam. He graduated from the Ho Chi Minh Fine Arts University in 2010, majoring in lacquer painting. With research interests in science, cosmology, philosophy and the environment, Trương Công Tùng works with a range of media, including video, installation, painting and found objects, which reflect personal contemplations on the cultural and geopolitical shifts of modernization, as embodied in the morphing ecology, belief or mythology of a land. He is also a member of Art Labor (founded in 2012), a collective working between visual art and social/life sciences to produce alternative non-formal knowledge via artistic and cultural activities in various public contexts and locales. In 2023 he was awarded the Han Nefkens Foundation Southeast Asian Video Art Production Prize. 

 

Selected exhibitions include ‘The Disoriented Garden…A Breath of Dream’ (presented between 2023-2025 at Sàn Art, Sa Sa Art Space, the Jim Thompson Art Center, the Prameya Foundation, Museion, Busan Museum of Art); ‘Trương Công Tùng’, Institute of Contemporary Art, Los Angeles, USA (2023); ‘O Quilombismo, Of Resisting and Insisting. Of Flight as Flight. Other Democratic Egalitarian Political Philosophies’, Haus der Kulturen der Welt, Berlin, Germany (2023); ‘Signals…瞬息’, Para Site, Hong Kong (2023), ‘Is it morning for you yet?’, 58th Carnegie International, Pittsburgh, USA (2022), ‘A State of Absence…Words out there’, Manzi Art Space, Hanoi, Vietnam (2021), ‘The Sap Still Runs’, Sàn Art, Ho Chi Minh City, Vietnam (2019); The Bangkok Art Biennale, Bangkok, Thailand (2018); ‘Between Fragmentation and Wholeness’, Galerie Quynh, Ho Chi Minh City, Vietnam (2018); ‘A Beast, a God, and a Line’, Para Site, Hong Kong (2018), the Museum of Modern Art, Warsaw, Poland, (2018), the Dhaka Art Summit, Dhaka, Bangladesh (2018); ‘Cosmopolis, Collective Intelligence’, Centre Pompidou, Paris, France, (2017).

truongcongtung.com

 

On Amanda Heng: The Scent of Tam Đảo(アマンダ・ヘン:タム・ダオの香り)」
監督:
Veronika Radulovic(ヴェロニカ・ラドゥロヴィック)|ベトナム|2022|カラー|10分

* このビデオエッセイは、インドネシアのゲーテ・インスティトゥート・ジャカルタのプログラムおよび取り組みである「絡み合いと身体化された歴史の収集」の一部です。

 

1995年、ヴェロニカ・ラドゥロヴィックは、シンガポール人アーティストのアマンダ・ヘンとアーティスト兼講師のチュオン・タンをハノイ芸術大学の教室に連れて行った。 彼らは学生たちと一緒に即興パフォーマンスのワークショップを行い、それを無許可でビデオ録画した。 同じ頃、アーティストのグループは授業を離れ、都市を離れ、誰の監視も逃れて、近くの山や田園地帯に実験を持ち出し、そこで最初のパフォーマンス・アート作品のいくつかが試作され、記録された。26 年以上後に、ラドゥロヴィッチはこのオリジナルの素材を使用して、1990 年代のベトナムのパフォーマンス・アートに対する特異なアプローチを振り返り、コメントを残した。 彼女は参加者の何人かに当時の状況について質問し、これらのビデオとワークショップが作成された歴史的背景について最新の見解を用意した。

— 出典: ゲーテ・インスティトゥートより編集

 

ヴェロニカ・ラドゥロヴィックは、ベトナムの漆工芸を学ぶために1990年代初頭に初めてハノイを訪れた。1994年から 2005年まで、DAAD (ドイツ学術交流サービス) の後援により、ハノイ芸術大学で初の国際講師を務めた。ドイツのさまざまな機関や美術館と協力して、彼女はドイツとベトナムの現代美術の間の重要な結節点として機能し、1995年にドイツのミュンスター・ラックンスト美術館での「Lacquer, Earth, Stone(漆、土、石」(BASF の後援)を含むいくつかの主要な展覧会を企画。 ベルリン世界文化の家にてギャップ・ベトナム・プロジェクト(1998年)や ベルリン・フォルクスビューネでのプロジェクト「Ryllega Berlin 」(2008年)、そして、 ifaギャラリーベルリン (Institut für Auslandsbeziehungen)での展覧会 Connect: Kunstszene Vietnam (2009/2010) などを行います。ヴェロニカ・ラドゥロヴィックは、ハノイとベトナムでの長年の教育活動はじめ、広範な活動により、ベトナムにおける現代美術シーンの発展における最も重要なパイオニアの一人とみなされてる。

http://www.radulovic.org/wordpress/

 

 

Veronika Radulovic, On Amanda Heng: The Scent of Tam Đảo (2022)
Duration: 10:23

* The video-essay was part of ‘Collecting Entanglements and Embodied Histories’, a programme and initiative of the Goethe-Institut Jakarta, Indonesia.

 

In 1995, Veronika Radulovic brought Singaporean artist Amanda Heng and artist/lecturer Trương Tân to her classroom at University of Fine Arts Hanoi. Together with the students, they did an improvised performance workshop and made an unauthorised video recording out of it. Around that same time, the group of artists took their experiments out of the class, out of the city, and out of any scrutiny, into the nearing mountains and countryside where some of the first performance art pieces were trialled and documented. Over 26 years later, Radulovic uses this original material to reflect and comment on the unusual approach to performance art in Vietnam in the 1990s. She asks some of the participants about the situation at that time and provides an up-to-date view at the historical context in which these videos and the workshop were created.
— Source: edited from the Goethe-Institut

 

Veronika Radulovic first came to Hanoi in the early 1990s to study Vietnamese lacquer art. From 1994 to 2005 she was the first international lecturer at the Hanoi University of Fine Arts, sponsored by DAAD (German Academic Exchange Service). Working in cooperation with various institutions and museums in Germany, she served as an important link between German and Vietnamese contemporary art, and curated several major exhibitions, including: Lacquer, Earth, Stone at the Museum für Lackkunst Münster, Germany (sponsored by BASF, 1995); the Gap Vietnam Project at the House of the World Culture Berlin (1998); the project Ryllega Berlin at the Volksbühne Berlin (2008); and the exhibition at the ifa Gallery Berlin (Institut für Auslandsbeziehungen) Connect: Kunstszene Vietnam (2009/2010). Due to her many years of teaching and her extensive activities in Hanoi and Vietnam, Veronika Radulovic is considered one of the most important pioneers in the development of the contemporary art scene in Vietnam.
http://www.radulovic.org/wordpress/

 

Becoming Alluvium(漂砂になる)
監督:
Thảo Nguyên Phan (タオ・グエン・ファン)|ベトナム|2019-ongoing|カラー|16分

「Becoming Alluvium」は、タオ・グエン・ファンによるメコン川とそれが育む文化についての現在進行形のリサーチに基づく。 寓話を通して、農地の拡大、魚類の乱獲、農民の都市部への経済的移住によって引き起こされた環境と社会の変化を探っている。 (中略) 三章に渡って展開される本作は、時代や年代はバラバラの破壊と輪廻、再生の物語を連想的な方法論で結ぶ。クメールの民話、ラビンドラナート・タゴールの詩、マルグリット・デュラスの『恋人』、イタロ・カルヴィーノの『見えない都市』に至るまで、数多くの文学的参考文献を参照している。 チベット、中国、ビルマ、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムを流れるメコン川のように、この映画は歴史と神話の間を漂流している。

— 出典: Institute of Modern Art(オーストラリア)

 

タオ・グエン・ファンは、絵画や映像、インスタレーションなど多様な表現形式を用いた作品を発表している。 文学的で哲学的なまなざしを日常生活へと向け、社会や歴史における曖昧な問題を観察している。

Fundaciò Joan Miró(ジョアン・ミロ・ファウンデーション)と共同で、Han Nefkens Foundation-LOOP Barcelona Video Art Production Award 2018を受賞。アーティストとしての活動に加え、専門分野を超えた実践を探求し、地域コミュニティに利益をもたらすアートプロジェクトを開発するコレクティヴ「Art Labor」の共同ファウンダーでもある。

http://www.thaoguyenphan.com/

 

主な国際展への参加:

Pirelli HangarBiccoca (Milan, Italy, 2023)、 Venice Art Biennial (Venice, Italy, 2022)、Tate St Ives (Cornwall, UK, 2022)、Chisenhale gallery (London, 2020)、WIELS (Brussels, 2020)、Rockbund Art Museum (Shanghai, 2019)、Lyon Biennale (Lyon, 2019)、Sharjah Biennial (Sharjah Art Foundation, 2019)、Dhaka Art Summit (2018)、Para Site (Hong Kong, 2018)、Factory Contemporary Art Centre (Ho Chi Minh City, 2017)、Nha San Collective (Hanoi, 2017)、and Bétonsalon (Paris, 2016)

 

Thảo Nguyên Phan,  Becoming Alluvium(2019)
Duration: 16:40

‘Becoming Alluvium continues Thảo Nguyên Phan’s ongoing research into the Mekong River and the cultures that it nurtures. Through allegory it explores the environmental and social changes caused by the expansion of agriculture, overfishing and economic migration of farmers to urban areas. […] Although non-chronological in narrative and associative in logic, ‘Becoming Alluvium’ unfolds over three-chapters telling stories of destruction, reincarnation, and renewal. Bringing together a host of literary references from Khmer folktales, the poetry of Rabindranath Tagore, to The Lover by Marguerite Duras, and Italo Calvino’s Invisible Cities. History and mythology flow and ebb through this film, like the river it traces which snakes through Tibet, China, Burma, Thailand, Laos, Cambodia, and Vietnam.

— Source: The Institute of Modern Art

 

Trained as a painter, Thảo Nguyên Phan is a multimedia artist whose practice encompasses video, painting and installation. Drawing from literature, philosophy and daily life, Phan observes ambiguous issues in social conventions and history.

 

Phan exhibits internationally, with solo and group exhibitions including Pirelli HangarBiccoca (Milan, Italy, 2023); Venice Art Biennial (Venice, Italy, 2022); Tate St Ives, (Cornwall, UK, 2022); Chisenhale gallery (London, 2020); WIELS (Brussels, 2020); Rockbund Art Museum (Shanghai, 2019); Lyon Biennale (Lyon, 2019); Sharjah Biennial (Sharjah Art Foundation, 2019); Dhaka Art Summit (2018); Para Site (Hong Kong, 2018); Factory Contemporary Art Centre (Ho Chi Minh City, 2017); Nha San Collective (Hanoi, 2017); and Bétonsalon (Paris, 2016), among others. She was granted the Han Nefkens Foundation-LOOP Barcelona Video Art Production Award 2018, in collaboration with Fundaciò Joan Miró. In addition to her work as a multimedia artist, she is co-founder of the collective Art Labor, which explores cross disciplinary practices and develops art projects that benefit the local community.

http://www.thaonguyenphan.com/

 

Soap Bubbles
監督:
Phạm Nguyễn Anh Tú (ファン・グエン・アン・トゥ)|ベトナム|2021|カラー|7分

* Ignite Creativity Grant by ゲーテ・インスティトゥートの支援を受けた「ルン・チュン」プロジェクトの一部。

本作は、ゲイのスーパーヒーローが、ベトナムではクィアネスが伝染する可能性があるという噂を乗り越るという物語の中で、彼自身のクィアの原初の記憶を探求した。さまざまなユーモラスで不遜な役割を引き受け、ホーチミン市で行われた実際のパフォーマンスの一部と組み合わせることにより、アーティストは、ベトナムのLGBTQ+コミュニティに関する固定観念を生み出し、具体化する主な情報源の1つとしての報道機関を再検討する。この映像は、思い出の光景を再現し、ポップソングのファンタジーや家族の逸話を織り交ぜることによって、記憶と外的要因が個人のアイデンティティの形成に果たす役割について考察する。この作品は、オルタナティブな物語、クィア・アイデンティティに関する会話、ベトナムのクィア・コミュニティに対する偏見の調査と解体を歓迎する上映プロジェクトである「Lưng Chừng (ルン・チュン)」の一環として制作および上映された。

— 出典: ゲーテ・インスティトゥートより編集

 

ファン・グエン・アン・トゥは、ベトナムのサイゴンで生まれ育ったビジュアル アーティスト。 彼は、アニメーション コラージュとクロマキー合成を組み合わせてビデオ制作に取り組み、個人的な思い出、空想、内なる対話のシーンを再現する。 彼は、物理的世界との関わりを再考し、再想像するために、私たちの世界を構造化する知識のシステムを把握するための実験と批判的考察の場としてアートを用いることに関心を持っている。

 

プリンス・クラウス・ファンドのシード賞、第9回インターナショナル・ビエンナーレ・オブ・ユニバーシティ:ビジュアル・アート・ビエンナーレ賞、PULSE賞、ドグマ・プライズ 2019年と2021年、およびゲーテ・インスティトゥートからのIgnite Creativity Grant 2021を受賞。 彼の作品は、大英博物館、オーバーハウゼン国際短編映画祭、第4回タイ短編映画・ビデオフェスティバル、シュツットガルト・フィルム・ウィンター、カッセル・ドクフェスト、ニューメキシコ・エクスペリメンツ・イン・シネマ国際映画祭などで国際的に上映。ナイシネマの創設、及びサイゴン・エクスメリメンタル・フィルム・フェスティバルの共同創設者。ドイツとベトナムを往来している。

https://www.instagram.com/naicinema/

 

Phạm Nguyễn Anh Tú, Soap Bubbles, 2021
Duration: 7:00
* Part of ‘Lưng Chừng’ supported by the Goethe-Institut’s Ignite Creativity Grant.

A gay superhero experiments with his first queer memory while navigating rumours that queerness could be potentially contagious in Vietnam. Assuming different humorous and irreverent roles and combining these with segments of an actual performance done in Ho Chi Minh City, the artist reexamines news outlets as one of the primary sources that generates and reifies stereotypes on the LGBTQIA+ community in Vietnam. By recreating scenes of memory, interweaving it with pop song fantasy and family anecdotes, the video contemplates on the role that memory and external forces play in formation of one’s identity. The work was produced and screened as part of ‘Lưng Chừng / In the Middle of Nowhere’, a screening project welcoming alternative narratives, conversation on queer identities, examining and deconstructing the stigmatisation on the Vietnamese queer community.

— Source: edited from the Goethe-Institut

 

Phạm Nguyễn Anh Tú is a visual artist born and raised in Sài Gòn, Việt Nam. He approaches video making through combinations of animated collages and chroma key compositing to recreate scenes of personal memories, fantasy and inner dialogues. He is interested in using art as a site for experimenting and critically reflecting, to grasp the systems of knowledge that structure our world in order to rethink and reimagine our engagement with the physical world.

He is the recipient of the Prince Claus Fund’s Seed Award, 9th International Biennial of University Visual Art Award, PULSE Award, Dogma Prize 2019 and 2021, and Ignite Creativity Grant 2021 from Goethe Institut. His works have been shown internationally at The British Museum, International Short Film Festival Oberhausen, 4th Thai Short Film and Video Festival, Stuttgart Film Winter, Kassel Dokfest, New Mexico Experiments in Cinema International Film Festival. He is also the founder of Nãi Cinema and the co-founder of Saigon Experimental Film Festival. He lives and works between Germany and Vietnam.
https://www.instagram.com/naicinema/

 

Precious. Rare. For Sale.(プレシャス・レア・フォーセール)
監督:
Lêna Bùi|ベトナム|2023|カラー|12分

「プレシャス・レア・フォーセール」は、1990年代のベトナムの映像における表象を広く取り上げる。雄大かつ神聖な獣の住処から、戦争の英雄譚やソーシャル・リアリズム(労働者階級の現実の生活から社会・政治的状況を描いた作風≠社会主義リアリズム)悲劇の背景としての役割まで、自然の表象は、ベトナムの社会・政治的文脈の変化によって形作られてきた。

 

映画製作者が環境をどのように描いてきたかを振り返ることで、ブイはカメラのために自然を利用する倫理に疑問を抱く。フランス人が撮影した初期の民族誌学映画では、ベトナムのジャングルが手付かずの原始的な風景として描かれていたが、今日の荒廃した森林や整然と区画された土地の映像は、台頭する中産階級にとって自然がどのように商品となったかを明らかにしている。不動産開発業者やスリルを求めるビデオブロガーによってスクリーン上に捉えられた自然のイメージは常に形を変え、メディア消費の無限ループを加速させる。

— 出典: 「モノグラフ 2023」アジア・フィルム・アーカイブ(AFA)

 

レナ・ブイは、時に逸話から、時に人間と自然との関係や急速な発展が人々の生活に与える影響を深く表現した作品を制作する。 彼女は主にペインティングと映像を通じて、伝統や信仰、死や夢が私たちの行動や認識にどのような影響を与えるかを考察している。

ウェスレアン大学で東アジア研究の学士号を取得。ブイの作品は、「モノグラフ2023」アジア・フィルム・アーカイブ(AFA)を始め、2022年には韓国の済州ビエンナーレとアジア文化センター、UAEのシャルジャ芸術財団、ベトナムでは、SànArtとファクトリーコンテンポラリーアートセンター、ドイツの世界文化の家、そして、ロンドンのウェルカムコレクションでの個展やグループ展、上映プログラムにて展示。

https://www.lenabui.com/

 

Lêna Bùi, Precious. Rare. For Sale. (2023)

Duration: 12:40
Commissioned by Asian Film Archive

‘Precious. Rare. For Sale.’ takes a broad sweep at the presentation of nature in Vietnamese moving images from the 1990s. From being an abode for majestic and magical beasts, to serving as a backdrop for war heroics and social realist tragedies, representations of nature have been shaped by Vietnam’s changing socio-political contexts.

Reflecting on how filmmakers have portrayed the environment, Bùi questions the ethics of exploiting nature for the camera. While early ethnographic films shot by the French depicted the Vietnamese jungle as an untouched, primitive landscape, today’s images of razed forests and neatly-partitioned land plots reveal how nature has become a commodity for a rising middle-class. Captured on screen by property developers and thrill-seeking vloggers alike, nature’s images shape-shift constantly, feeding into an endless loop of mediated consumption.

— Source: ‘Monograph 2023’, Asian Film Archive

 

Lêna Bùi produces works that are drawn sometimes from anecdotes, and at other times from in-depth articulations of human relationships to nature and the impact of rapid development on people’s lives. Working mainly through painting and video, she reflects on the ways in which tradition, faith, death and dreams influence our behaviour and perception.

 

Lêna holds a B.A in East Asian Studies from Wesleyan University. Her work has been shown in solo, group exhibitions and screening programmes such as Monograph 2023 by Asian Film Archive; 2022 Jeju Biennale, the Asia Culture Center, South Korea; Sharjah Art Foundation, UAE; Sàn Art and The Factory Contemporary Art Center, Vietnam; Haus der Kulturen der Welt, Germany; and the Wellcome Collection, London.

https://www.lenabui.com/

 

My Paradise(私の楽園)
監督:
Quỳnh Đông(クイン・ドン)|ベトナム|2012|カラー|14分

エデンへの憧れを皮肉たっぷりに解説した「My Paradise(私の楽園)」では、ベトナムの理想主義が表現する夢のようなキッチュな世界の中で、クイン・ドン自身の両親が主人公として登場する。 彼女は、数々の文化的象徴、モチーフや舞台を参照してアーティストの父が作ったティールーム、パビリオン、中国の半月橋といった東洋風のマケット(模型)など、神話的なイメージに支えられた大げさなノスタルジーを誇張する。 […] 伝統的なイメージとポップなイメージの両方を派手な感性で融合させ、ドンはその時代に構築された「オリエント(東洋)」を風刺している。

— 出典 : Yeo Workshop(シンガポール)

 

クイン・ドンは、文化的な固定観念に意図的に挑戦するための本来のプラットフォームとして、ハイパーリアルなビデオ作品を制作する。また、彼女の活動はパフォーマンスや彫刻にも及ぶ。ベルン芸術大学でアートを学び、チューリッヒ芸術大学でアートの修士号を取得。 作品は世界的に公開され、ベルン美術館、パリのペロタン美術館、アムステルダム国立美術館、ベルンのベルンハルト・ビショフ&パートナー美術館などで知られる。 さらに、パリ音響調整研究所/音楽院、スイス・ローザンヌ州立美術館 ; LISTE 17やバーゼルのヤングアートフェア、 米国・ニューヨークのエミリー・ハーベイ財団、韓国・大邱でも作品を発表。

https://quynhdong.ch/

 

My Paradise by Quỳnh Đông (2012)

Duration: 14:32 

A sardonic commentary on the yearning for Eden, ‘My Paradise’ features Quynh Đông’s own parents as protagonists within a dreamlike and kitschy landscape of Vietnamese idealism. She references a myriad of cultural icons, motifs and settings including oriental-styled maquettes of a teahouse, pavilion and half-moon Chinese bridge made by the artist’s father, to reinforce an overblown nostalgia fed by mythic imagery. […] Marrying both traditional and pop imagery with a garish sensibility, Đông satirises the construct of ‘The Orient’ through the times.

— Source : Yeo Workshop.

 

Quỳnh Đông creates hyper-real video works to provide an innate platform upon which she deliberately challenges cultural stereotypes. Her practice extends to also include performance and sculpture. She studied Fine Arts at Bern University of the Arts, and completed her MA in Fine Arts at Zurich University of the Arts. Her work has been exhibited internationally, notably including the Kunsthalle Bern, Galerie Perotin in Paris, Rijksakademie van beeldende kunsten in Amsterdam, and Galerie Bernhard Bischoff & Partner in Bern. She has further performed her works at Institut de Recherche et Coordination Acoustique/Musique Paris; Museé cantonal des Beaux-Arts Lausanne in Switzerland ; LISTE 17, the Young Art Fair in Basel, Switzerland; the Emily Harvey Foundation in New York, USA; and YAP`15, The Twinkle World, Exco 1F, Deagu, in South Korea.

https://quynhdong.ch/


Beer with Artist

 vol.5 コランタン・ラプランシュ・ツツイ(Corentin Laplanche Tsutsui)

 

View of the talk event ”Beer with Artist vol.5” at Earth, Osaka. Photo by Yukawa-Nakayasu / TRA-TRAVEL. Courtesy of Corentin Laplanche Tsutsui.
 
JP  29 February 2024

 

 
English follows Japanese:
 
イベント概要:
コランタン・ラプランシュ・ツツイ/Corentin Laplanche Tsutsui(https://corentinlaplanchetsutsui.cargo.site/)は、仏マルセーユを拠点とする映像、インスタレーション、テキスト、写真などの作品を制作するビジュアルアーティスト。アルル国立高等写真美術大学(アルル)で博士号を取得。2021年から2023年にかけて、アルタゴン・マルセイユのレジデンスプログラムに参加。
ツツイは、2022年から大阪スタヂアムに関するプロジェクトを開始し、現在は大阪でリサーチ・レジデンスを行っている。主にアーバニズムや建築を脱構築する批評的な制作を行っており、近年は世界の都市や大都市の発展や変容に関するプロジェクトを行う。
 
Beer with Artist vol.5では、西成区 EARTHを会場にトークイベントを行います。 本イベントは「アーティストに聞いてみる」をテーマに、気軽にアーティストとの交流を生むカジュアルなトークイベントです。来日したアーティストと一緒に食事やお茶を楽しみ、会話を交わし、新たなつながりを築くことを目的とします。作品の事だけでなく、登壇者に対する素朴な疑問や、フランスの生活についてなど、自由な会話を楽しむ機会をもちたいと思います。この機会に、一緒に時間を共にしながらアーティストの視点を介して、世界に足を踏み入れてみませんか?皆様がふらりと立ち寄られることを心待ちにしております。

 

 

「Beer with Artist vol.5」
with コランタン・ラプランシュ・ツツイ/Corentin Laplanche Tsutsui トークイベント『大阪スタヂアムという地層』
■日時:2024年2月29日 18:00~20:00(トーク) 
*16:00~20:00(スクリーニング:2作品をループ再生)
■言語:英語
■参加費:自由(ドネーション制)
■会場:EARTH (大阪府大阪市西成区太子1丁目3−26) 
■主催:TRA-TRAVEL
■共催: EARTH

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Beer with Artist vol.5 with Corentin Laplanche Tsutsui
”Beneath the Field: The Strata of Osaka Stadium”
Corentin Laplanche Tsutsui (https://corentinlaplanchetsutsui.cargo.site/) was born in southwestern France, near the Pyrenees Mountains. After graduating from Ecole nationale supérieure des Arts Décoratifs (Paris), he started a practice-based research program as a PhD candidate at École nationale supérieure de la Photographie (Arles) – due in 2024. From 2021 to 2023, he took part in the residency program at Artagon Marseille. He started a project related to the Osaka Stadium in 2022 and is currently doing a research residency in Osaka. His artistic practice mainly involves film, installation, text and photography. He is interested in how built environments affect perception and use, how it informs . Through a process of critical fascination, and with material narratives, his practice is trying to deconstruct how urbanism and architecture work, and focus on how those are lived and perceived. His most recent works are related to the development and transformation of global cities and metropoles.
Their talk session, Beer with Artist vol.5, is scheduled to take place at EARTH in Nishinari area in Osaka.
This event is designed as a casual talk session with “Frank Q&A.” It aims to foster casual interactions with the art practitioners, allowing attendees to enjoy meals and drinks, engage in spontaneous conversations, and forge new connections – a refreshing divergence from standard artist talks. We invite attendees to not only discuss the art itself but also to delve into candid inquiries about himself, his life experiences, among other topics. We eagerly anticipate your presence.
 
EVENT details Beer with Artist vol.5 with Corentin Laplanche Tsutsui
”Beneath the Field: The Strata of Osaka Stadium”
 
Date & Time: February 29, 2024 18:00-20:00, (Talk) 16:00-20:00 (screening/ 2works in a loop)
Language: English
Fee: free (donation)
Organized by: TRA-TRAVEL
Co-organized by: EARTH
 

 


『Un/Uttered』

 台湾映像作品上映会+ポストスクリーニングトーク(TRA-TRA-TALK vol.5関連イベント)

 

image of screening event 『Un/Uttered』at Juu, Osaka Japan.
 
JP  3 February 2024
 
 
 
English follows Japanese
■イベント概要
TRA-TRA-TALK vol.5の関連企画『Un/Uttered』は、台湾のアーティストコレクティブOCAC内から生まれたチームP.M.Sによる台湾映像作品スクリーニングイベントです。
今回上映するのは、台湾における異なる先住民族コミュニティのアーティストたちによる映像作品で、Un/Uttered(発話されること/されないこと)の微妙なバランスを操り、複雑な現代社会の中で個人の存在の本質にアプローチする作品に焦点を当てています。隣国である台湾で制作された映像作品を通じ、都市文化と伝統文化、人間と自然、ジェンダーの捉え方、複雑な現代社会におけるアイデンティティなど、さまざまな境界を問う機会となることでしょう。上映後には来日された監督たちとキュレーターのP.M.S.によるトークイベントも併せて開催しますので、ぜひ足をお運びください。
 
台湾映像作品 スクリーニング+トークセッション
『Un/Uttered』
■日時: 2024年2月3日(土)15時ー18時(上映+トーク)
■会場: JUU 〒554-0013 大阪府大阪市此花区梅香1丁目17−20
■参加費:自由(ドネーション制)*定員30名(予約不要、先着順)
■ キュレーション: P.M.S.
■ 主催: TRA-TRAVEL、OCAC (Open Contemporary Art Center)
■ 協力: FIGYA
■ 字幕翻訳: 細谷悠生、 竜崎亮
■ トークモデレーター: 樽見萌香
■ トーク通訳: 呂孟恂
■ 助成: 大阪市、芳泉文化財団、國家文化藝術基金會(台湾)、台北市文化局 (台湾)
 
■上映作品(一部と二部の間に20分の休憩あり)
第一部
「ロストデイズ」 監督:Kawah Umei|台湾|2019|カラー|30分
「私は女、私は狩人」監督:Rngrang Hungul|台湾|2022|カラー|17分
「母の声」監督:Kagaw Omin|台湾|2023|カラー|15分
第二部
「Ugaljai」監督:Baru Madiljin|台湾|2016|カラー|4分
「Misafahiyan 変身」監督:Posak Jodian|台湾|2022|カラー|16分
「Ugaljai」、「私は女、私は狩人」、「Misafahiyan 変身」はそれぞれPULIMA芸術賞(※)の受賞作品。
※ 2012年に原住民族文化事業基金会によって創設された芸術賞で、二年に一度開催される台湾初の先住民芸術を対象とした国家的な芸術賞。
 
■ P.M.S.について
P.M.S.は、美学、文化、政治など、映像に関連するさまざまな関心を共有する「Posak Jodian」、「manman」、「Sophie Chen」によって2022年に設立以降、複数の上映イベントを行ってきた。主に先住民コミュニティとジェンダーの流動性をテーマに扱っている。上映後にはディスカッションの時間を設け、多様な視点を共有し相互理解を広げ、個人と集団の力学について考察する。
■ OCAC(Open Contemporary Art Center)
https://www.facebook.com/opencontemporary
2001年に台湾の板橋で設立されたOpen Contemporary Art Center(OCAC)は、バンコクや台北の様々な地区を拠点に進化を遂げてきたアーティストコレクティブ。初期にはアーティストスタジオ、ブッククラブ、展覧会などのプログラムを提供していましたが、現在では特にタイのアーティストとの国際的なつながりを深めるための「ThaiTaiプロジェクト」を通じて成長を遂げています。現在は9人のメンバー全員が活動中のアーティストで、OCACは現代アートシーンにおける多様な対話と芸術的可能性を促進するシンクタンクおよびプラットフォームとして機能しています。
 
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Screening event + post-screening talk:
“Un/Uttered”
■ Date: 3rd February 2024
■ Venue: “JUU” 1-17-20, Umeka, Konohana-ku, Osaka
■ Admission: Free (donation required) * Capacity: 30 people (no reservation required)
■ Curation: P.M.S.
■ Organizer: TRA-TRAVEL and OCAC (Open Contemporary Art Center)
■ Collaboration: FIGYA
■ Subtitle translator: Yuki Hosoya, Ryo Ryuzaki
■ Talk moderation: Moeka Tarumi
■ Talk interpreter: Rosaline Lu
■ Support: Osaka city, Housen Cultural Foundation, and National Culture and Arts Foundation, Department of Cultural Affairs, Taipei City Government
 
■ Introduction:
“Un/Uttered” is a Taiwanese video screening event by the team P.M.S.,based in Taiwan. This screening features video works by artists from different indigenous communities in Taiwan, focusing on works that delicately balance the concept of Un/Uttered to approach the essence of individual existence in complex modern society. Through these video works produced in Taiwan, our neighbouring country, the event will provide an opportunity to explore various boundaries such as urban and traditional cultures, human and nature, perceptions of gender, and complex identities in contemporary society. Following the screening, there will be a post screening talk event with the visiting directors and P.M.S., offering a deeper insight into the works. We warmly invite you to join us for this enlightening experience.
 
■ Screening Program (with a 20-minute break between Part One and Part Two)
Part One:
“Lost Days” by Kawah Umei | TW| 2019 | Color | 30 minutes
“Woman the Hunter” by Rngrang Hungul | TW | 2022 | Color | 17 minutes
“The mother’s voice” by Kagaw Omin | TW | 2023 | Color | 15 minutes
Part Two:
“Ugaljai” by Baru Madiljin | TW| 2016 | Color | 4 minutes
“Misafahiyan Transformation” by Posak Jodian | TW| 2022 | Color | 16 minutes
Note: “Ugaljai,” “I Am a Woman, I Am a Hunter,” and “Misafahiyan Transformation” are each recipients of the PULIMA Art Award(*).
(* The PULIMA Art Award, established by the Indigenous Peoples Cultural Foundation in 2012, is Taiwan’s first national art award dedicated to indigenous art. It honors contemporary Austronesian artistic creations, and embodies the creative spirit of indigenous peoples in Taiwan. )
■ About P.M.S.
P.M.S., established in 2022 by Posak Jodian, manman, and Sophie Chen, is a group that shares various interests related to video, including aesthetics, culture, and politics. They have organized multiple screening events, primarily focusing on themes of indigenous communities and the fluidity of gender. Following the screenings, they facilitate discussions to share diverse perspectives, enhance mutual understanding, and explore the dynamics between individuals and groups.
■ About OCAC (Open Contemporary Art Center)https://www.facebook.com/opencontemporary
OCAC / Open Contemporary Art Center, founded in 2001 in Banqiao is an artist collective that has evolved through various locations, including Bangkok and different districts in Taipei. Initially offering programs like artist studios, book clubs, and exhibitions, OCAC has grown to foster international connections, notably with Thai artists through the ThaiTai Project. Now with nine members, all active artists, OCAC serves as a think-tank and platform, promoting diverse dialogues and artistic possibilities in the contemporary art scene.
 
 


Beer with Artist

 vol.4 ジョンスワット・アンスワーンシリ(Jongsuwat Angsuvarnsiri)

 

image of “Beer with Artist” Vol.4 Jomgsuwat Angsuvarnsiri at Osaka, Japan
 
JP  14 February 2024

 

 
English follows Japanese:
 
イベント概要:

 

ジョンスワット・アンスワーンシリ/Jongsuwat Angsuvarnsiriはバンコクとチェンマイを拠点とするSACギャラリーの共同設立者。ロンドンのサザビーズ・インスティテュート・オブ・アートを卒業後、アート投資、アートビジネス開発、アート収集に興味を持つ。ギャラリストとしてはタイと国際的なアートシーンをつなぐため、新進アーティストとの共同制作に力を入れている。 

Beer with Artist vol4では、北加賀屋を会場にトークイベントを行います。 本イベントは「アーティストに聞いてみる」をテーマに、気軽にアーティストとの交流を生むカジュアルなトークイベントです。来日したアーティストと一緒に食事やお茶を楽しみ、会話を交わし、新たなつながりを築くことを目的とします。作品の事だけでなく、登壇者に対する素朴な疑問や、タイの生活についてなど、自由な会話を楽しむ機会をもちたいと思います。この機会に、一緒に時間を共にしながらギャラリストの視点を介して、世界に足を踏み入れてみませんか?皆様がふらりと立ち寄られることを心待ちにしております。

 

イベント情報 「ギャラリスト・ジョンスワットに聞くタイのアート」

日時:2024年2月14日 18:00~20:00 要予約

言語:英語

料金:飲食割り勘制

主催:TRA-TRAVEL

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—- Beer with Artist vol.4 with Jongsuwat Angsuvarnsiri ” Ask gallerist Jongsuwat Art in Thailand” 

 

Jongsuwat Angsuvarnsiri is a co-founder of SAC Gallery based in Bangkok and Chiang Mai where he also runs a residency program. Having graduated from Sotheby’s Institute of Art in London, Jongsuwat’s interest is in art investment, art business development and art collecting. At the gallery, Jongsuwat focuses on working with emerging artists to connect between Thailand and the international art scene. 

 

Their talk session, Beer with Artist vol.4, is scheduled to take place in Kitakagaya area in Osaka. 

This event is designed as a casual talk session with “Frank Q&A.” It aims to foster casual interactions with the art practitioners, allowing attendees to enjoy meals and drinks, engage in spontaneous conversations, and forge new connections – a refreshing divergence from standard artist talks. We invite attendees to not only discuss the art itself but also to delve into candid inquiries about himself, his life experiences, among other topics. We eagerly anticipate your presence. 

 

EVENT details Beer with Artist vol.4 with Jongsuwat Angsuvarnsiri ” Ask gallerist Jongsuwat Art in Thailand” 

Venue: Inquiry required (up to 15 people) 

Date & Time: February 14, 2024 18:00-20:00, reservation required 

Language: English 

Fee: Even split for food and drink 

Organized by: TRA-TRAVEL


TRA-TRA-TALK

 vol.5 「9つの質問:アートオーガナイゼーションの活動と国際交流の可能性— 台北、ホーチミン、カールスルーエから」

 

image of TRA-TRA-TALK vol.5 「9つの質問:アートオーガナイゼーションの活動と国際交流の可能性— 台北、ホーチミン、カールスルーエから」
 
JP/EN  4 February 2024
 
 
 
English follows Japanese
■イベント概要
大阪のアートハブ・TRA-TRAVELは、「リサーチをひらく」をテーマにしたトークイベント「TRA-TRA-TALK(TTT)」を継続的に開催しています。クリエイターや研究者などの「リサーチャー(聞き手)」が、プロジェクトやリサーチを進めるにあたって、専門家や事情通など「レスポンダー(応対者)」に話を聞きに行くことを、あえてパブリックイベントとしてひらくことで、観客も交えた意見交換を行う「相互の学びの場」となることを目指しています。
TTT vol.5は、TRA-TRAVELをリサーチャーとして、また台北、ホーチミン、カールスルーエを代表するアートオーガイナイゼーション三団体をレスポンダーとして招き、「アートオーガナイゼーションの活動と国際交流の可能性」を中心に対話/リサーチをひらきます。
 
 
□ トークテーマ「9つの質問:アートオーガナイゼーションの活動と国際交流の可能性— 台北、ホーチミン、カールスルーエから」
– リサーチャー/TRA-TRAVEL
– レスポンダー/OCAC、Sàn Art、Mediating Media Art
*トークモデレーター・通訳: 池田昇太郎
□ 日 程:2024年2月4日(日)17:00~19:00 (受付開始:16:40) 
*参加費:自由(ドネーション制)*定員30名(予約不要、先着順)
□ 会 場:JUU(FIGYA運営施設)
(〒554-0013 大阪府大阪市此花区梅香1丁目17ー20)
 
主催:TRA-TRAVEL 共催:OCAC
助成:大阪市、芳泉文化財団、國家文化藝術基金會
協力:FIGYA、一般社団法人アラヤシキ
 
 
 
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■イベント詳細
9つの質問からスタートする本トークイベント「TTT vol.5」では、台北のアーティスト・コレクティブ『OCAC』、ホーチミンのアーティスト・イニシアチブ・プラットフォーム『Sàn Art』、そしてカールスルーエの美術館・研究所ZKMのアートメディエイターが立ちあげた『Mediating Media Arts』が参加します。
各国や地域でアートがどのように機能し、また現在のトレンドがどのようなものかについて意見交換を行い、国や地域によって異なる「アートに関する制度、歴史、文化助成、国際協力」について理解をふかめる機会をもちたいと思います。
同時代のアートの動向に耳をかたむけ、新たな視点やインスピレーションを得る絶好の機会となることでしょう。ぜひ足をお運びください。
※ 関連イベント 上映会:
TTT vol.5の関連イベントとして、①台北『OCAC』のキュレーターチームP.M.S.による台湾の映像作品(2/3土曜)、②ベトナム『Sàn Art』のキュレーターMart Lou Davidによるベトナムの映像作品(2/18日曜)の上映会を、同会場にて開催します。
 
 
■ Sàn Art https://san-art.org/
2007年にアーティスト主導のプラットフォームとしてホーチミン市に設立されたSàn Artは、以来、ベトナムとこの地域をリードする独立系アート団体へと成長した。Sàn Artは、国内外のアーティストや文化活動に対する草の根的な支援へのコミットメントを維持しつつ、定期的な教育的イニシアチブを通じた批評的言説の場でもある。
展覧会プログラム(2007年以来110以上)のほか、Sàn Artの過去のプロジェクトには、アーティスト・レジデンス「Sàn Art Laboratory」(2012-2015年)、出版物やイベントのシリーズ「Conscious Realities」(2013-2016年)などがあり、グローバル・サウスに焦点を当てた作家、アーティスト、思想家、文化関係者を招いている。2018年、Sàn Artはキュレーター養成学校「Uncommon Pursuits」と、ベトナムとこの地域の近現代美術の対話に焦点を当てた新しいギャラリーを立ち上げた。また同年、MoT+++およびNguyen Art Foundationと共同で設立した国際的なアーティスト・レジデンシー・プログラムであるA. Farm(2018-2020)を開始した。
組織の歴史に新たな章を開いたSàn Artは、革新的で実験的な実践や視点を支援・育成するコミュニティ・ハブとして拡大している。
 
 
■ OCAC (Open Contemporary Art Center) https://www.facebook.com/opencontemporary
2001年に台湾の板橋で設立されたOpen Contemporary Art Center(OCAC)は、バンコクや台北の様々な地区を拠点に進化を遂げてきたアーティストコレクティブ。初期にはアーティストスタジオ、ブッククラブ、展覧会などのプログラムを提供していましたが、現在では特にタイのアーティストとの国際的なつながりを深めるための「ThaiTaiプロジェクト」を通じて成長を遂げています。現在は9人のメンバー全員が活動中のアーティストで、OCACは現代アートシーンにおける多様な対話と芸術的可能性を促進するシンクタンクおよびプラットフォームとして機能しています。
 
■ Mediating Media Arts https://www.instagram.com/mediating_media_arts/
Mediating Media Artsはカールスルーエの文化施設ZKMのアートメディエイターBarbara Kiolbassa と Fanny Kranzが立ち上げたチーム。2022年にMMAは韓国、日本、インドネシアを訪れ、非ヨーロッパ的文脈におけるメディア・アートの媒介を探求し、多くのネットワークを築き、そして何よりもたくさんの食事を交わしました。
MMAは、韓国、日本、インドネシアで実践されているメディアアートの仲介(メディエイション)戦略について、また、メディアアート媒介の差し迫った課題は何なのかを、それぞれのローカルな文脈を踏まえて研究した。TTT vol.5では、彼らの経験を紹介する。
 
 
■レスポンダー
マリー・ルー・ダヴィド/Mary Lou DAVID
パリ生まれ、ロンドン育ち。ホーチミンを拠点に活動。2014年ロンドン大学コートールド美術研究所美術史コース修了。 ベトナムのアートシーンを牽引する現代アートオーガナイゼーション「Sàn Art(サン・アート)」のキュレーター。実験映画、ビデオ・アート、クィア・パフォーマンスへの継続的な関心に加え、同地のインディペンデントなアートスペースを支援し、コラボレーションするための新たなネットワークの構築を目指す。さまざまなレジデンスプロジェクトに携わる中で、コミュニティに焦点を当てたプログラムと国際的な芸術交流が地元のアートシーンを多様にし、活性化するためのプロジェクトを数多く実践している。
Sàn Artでの展覧会企画と並行して、「Saigon Experimental Film Festival’ editions III and IV (2020年、 2022年) 」の共同キュレーション、 A. Farm (2018-2020年)、Times & Realities (2021年)、Sàn Art Studio (2021年〜)、Ecologies of Water (2023-)といったレジデンシープロジェクトにも関わっている。
※マリー・ルー・ダヴィドの今回の日本滞在とリサーチは、石橋財団・国際交流基金日本美術研究フェローシップの支援により実現しました。
 
 
 

ルオ・シードン

OCAC(Open Contemporary Art Center)の主要メンバーであるルオ・シードンの芸術実践は、個人としてのアート表現の追求と集団的な実践への関心という、二つの異なる磁場から形作られています。

2011年にはパリのポンピドゥー・センターで行われた「Rencontres Internationales Paris/Berlin/Madrid」や、フランスのリヨン・ビエンナーレ「Une terrible poetique」に参加しました。2014年には、国立文化芸術基金から海外芸術旅行プログラムの助成を受け、インドネシア、フィリピン、タイの芸術スペースやコレクティブのリサーチや交流を進めました。台湾と東南アジアの間で多数の共同プロジェクトを実施しており、例えば、Jiandyinとの共同での「ThaiTai: A Measure of Understanding」(2012-2014)、Lifepatchとの「CO-Temporary: Itu Apa Island」(2016)、PETAMUプロジェクト(2018)、そして「A Fly Enters. Immense Breath of the SEA」シリーズ(2020-2022)など。2022年には、Baan Noorg Collaborative Arts & Cultureと共にカッセルのDocumenta15に参加しました。

 
 
 
 
 
TRA-TRA-TALK vol.5
9 Questions: Exploring the works of Art organizations and prospects for global collaboration – Insights from Taipei, Ho Chi Minh, and Karlsruhe
 
■ Introduction:
Researchers often engage in conversations with knowledgeable individuals who can provide insights and answers, helping to advance their projects and research. This event is designed to make such research processes public, creating a “space for mutual learning” where the audience can actively participate in exchanging opinions and ideas. In TTT vol.5, TRA-TRAVEL will take on the role of the “researcher,” while three art organisations from Taipei, Ho Chi Minh City, and Karlsruhe will serve as “responders.” The event will facilitate dialogue and research, centring on “Exploring the Activities of Art Organisations and Prospects for International Collaboration.”
“TTT vol. 5” will commence with a series of nine questions and feature prominent participants: the Taipei artist collective “OCAC,” the Ho Chi Minh City-based artist initiative platform “Sàn Art,” and “Mediating Media Arts,” a project initiated by art mediators from the ZKM cultural instituion in Karlsruhe. This event aims to foster a dialogue on how art functions across different countries, regions, and time zones, and to explore current trends. We will delve into the diverse aspects of “art organisations, history, cultural funding, and international cooperation,” which vary significantly from one region to another. This gathering presents a unique opportunity to engage with contemporary art trends and to acquire fresh perspectives and inspiration. We eagerly anticipate your participation!
*Associated Event Screenings:
In conjunction with TTT vol.5, we are excited to present two special screenings at the same venue: 1) A showcase of Taiwanese video works by P.M.S. from OCAC, Taipei, scheduled for Saturday, Feb. 3, and 2) A selection of Vietnamese video works curated by Mart Lou David of Sàn Art, Vietnam, set for Sunday, Feb. 18. These screenings promise to enrich the overall experience of the event.
 
 
 
■ Sàn Art https://san-art.org/
Sàn Art, founded in 2007 in Ho Chi Minh City as an artist-led platform, has since grown into a leading independent arts organization in Vietnam and the region. Maintaining a commitment to grassroots support for local and international artists and cultural work, Sàn Art is also a site for critical discourse with regular educational initiatives.
Sàn Art has hosted over 110 exhibitions since 2007, alongside projects like the Sàn Art Laboratory artist-residency and Conscious Realities, featuring publications and events with a Global South focus. In 2018, it launched Uncommon Pursuits, a curatorial school, and a new gallery for modern and contemporary art dialogues in Vietnam and the region. The same year saw the inception of A. Farm, an international artist residency program, in collaboration with MoT+++ and the Nguyen Art Foundation.
Opening a new chapter in the organization’s history, Sàn Art is expanding as a community hub to support and foster innovative and experimental practices and perspectives.
 
■ OCAC (Open Contemporary Art Center)https://www.facebook.com/opencontemporary
OCAC / Open Contemporary Art Center, founded in 2001 in Banqiao, is an artist collective that has evolved through various locations, including Bangkok and different districts in Taipei. Initially offering programs like artist studios, book clubs, and exhibitions, OCAC has grown to foster international connections, notably with Thai artists through the ThaiTai Project. Now with nine members, all active artists, OCAC serves as a think-tank and platform, promoting diverse dialogues and artistic possibilities in the contemporary art scene.
 
 
 
 
■ Mediating Media Arts https://www.instagram.com/mediating_media_arts/
In October 2022, Barbara and Fanny embarked on a research trip to Korea, Japan, and Indonesia. Their goal was to explore media art mediation in non-European contexts, establish numerous networks, and, importantly, share a variety of culinary experiences. MMA conducted research into the specific strategies used for media art mediation in these countries, focusing on the unique challenges and issues relevant to each local context. At TTT vol.5, they will present their findings and experiences.
 
■responder
Mary Lou David
Born in Paris, raised in London and now living in Ho Chi Minh City, Mary is one of the curators currently running Sàn Art, an leading contemporary arts organisation in Vietnam. In addition to her ongoing interests in experimental cinema, video art, and queer performance, Mary is interested in developing new networks of support and collaboration between independent art spaces in the region. Aside from her exhibition work, she has also co-curated ‘Saigon Experimental Film Festival’ editions III and IV (2020 and 2022) and been involved in a variety of residency projects including A. Farm (2018-2020), Times & Realities (2021), Sàn Art Studio (2021-), Ecologies of Water (2023-).
* Mary’s research and stay in Japan has been made possible through the generous support of the Ishibashi Foundation / The Japan Foundation Fellowship for Research on Japanese Art.

 

Lo Shih Tung

Lo Shih Tung’s practice orbits around two different gravities—of his personal artistic pursuit as well as of his interest in collective practice. As a leading member of Open Contemporary Art Center, Lo has been taking a very specific role in navigating potential interactions among cross-cultural perspectives and artistic practices, investigating the force of art that is Nmobilized and shaped by form, space, model and relation of collaborative process. His individual practice pays attention to fragmented narration and reflection of a contextual setting or environment, operation and composition of the world. 

Lo has participated in the 2011 Rencontres Internationales Paris/Berlin/Madrid at Centre Georges Pompidou, Paris/ France, and also Une terrible poetique, La Biennale de Lyon, France. In 2014 Lo received the grant Overseas Arts Travel Program from The National Culture and Arts Foundation (NCAF) and preceded his research and exchanges with art spaces and collectives in Indonesia, Philippines and Thailand. Lo also initiates and participates in numbers of collaborative projects between Taiwan and Southeast Asia. Such as ThaiTai: A Measure of Understanding in collaboration with Jiandyin (2012-2014), CO-Temporary: Itu Apa Island (2016) in collaboration with Lifepatch, PETAMU project (2018), A Fly Enters. Immense Breath of the SEA series (2020-2022). Participate in Documenta 15, Kassel with Baan Noorg Collaborative Arts & Culture in 2022.

 

 

 

 

 

 

 

 


Beer with Artist

 vol.2 ジャコモ・ザガネッリ/シルビア・ピアンティーニ(Giacomo Zaganelli and Silvia Piantini)

 

image of “Beer with Artist” Vol.2 Giacomo Zaganelli and Silvia Piantini at  Ichinojuni no Yon, Osaka, Japan
 
JP/EN  4 November 2023

 

 
English follows Japanese:
 
イベント概要:

 

ジャコモ・ザガネッリ(Giacomo Zaganelli)とシルビア・ピアンティーニ(Silvia Piantini)は、イタリア出身でベルリンを拠点とするアーティスト兼デザイナーのデュオです。彼らはアジア、特に台湾や日本で精力的に活動しており、土地の文脈や地元民と多文化的対話を通じて、空間、身体性、生物と素材の関連性を探求しています。
Beer with Artist vol.2では、西成区の居酒屋を併設するアートスペース「イチノジュウニのヨン」を会場にトークイベントを行います。
本イベントは「アーティストに聞いてみる」をテーマに、気軽にアーティストとの交流を生むカジュアルなトークイベントです。来日したアーティストと一緒に食事やお茶を楽しみ、会話を交わし、新たなつながりを築くことを目的とします。作品の事だけでなく、アーティストに対する素朴な疑問や、イタリアやベルリンの生活についてなど、自由な会話を楽しむ機会をもちたいと思います。この機会に、一緒にお茶を飲みながらアーティストの視点を介して、世界に足を踏み入れてみませんか?皆様がふらりと立ち寄られることを心待ちにしております。

 

日 程:2023年11月4日(土)16:00~18:00

※入退場自由、予約不要

会 場:イチノジュウニのヨン

住 所: 大阪市西成区山王1-12−4

□ 言 語:英語、ときどき日本語(スタッフによる日英補助有)

□ 料 金:無料(ワンドリンク・オーダー制)

 

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主催:TRA-TRAVEL 協力:C-index、FIGYA 、NART (敬称略)

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■アーティストプロフィール:

ジャコモ・ザガネッリ / シルビア・ピアンティーニ Giacomo Zaganelli and Silvia Piantini

 

ベルリンを拠点に活動するイタリア人アーティスト&デザイナーデュオ。
土地にある様々な文脈をリサーチし、地元の人々との多文化的な対話を通して、空間と身体性、生物と素材のつながりや関係性を探求する作品を制作。彼らの型にはまらない地域への芸術的アプローチから生まれる作品は、インスタレーション、パフォーマンス等、さまざまな形で展開され、地域の文脈に触れるためのメディアとしても機能している。これまで主に台湾と日本、タイなど、長年アジアで積極的に活動し、2021年にはタイランド・ビエンナーレで作品の発表をおこなった。

 

 

 

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“Beer with Artist”
Vol.2 Giacomo Zaganelli and Silvia Piantini 

November 4, 2023, from 4 PM @ Ichinojuni no Yon (1-12-4 Sanno, Nishinari-ku, Osaka City)

 

Giacomo Zaganelli and Silvia Piantini are an artist-designer duo from Italy, currently based in Berlin. United by a shared perspective on art and life, they delve into the intricate relationships between space, physicality, living entities, and materials. Their practice is deeply rooted in research and the discovery of diverse contexts, wherein they explore unique details and foster multicultural dialogues with local communities.
Their talk session, Beer with Artist vol.2, is scheduled to take place at “Ichinojuni no Yon,” an art space that also functions as an izakaya (Japanese-style pub), located in Nishinari.
This event is designed as a casual talk session with “Frank Q&A.” It aims to foster casual interactions with the artists, allowing attendees to enjoy meals and drinks, engage in spontaneous conversations, and forge new connections – a refreshing divergence from standard artist talks. We invite attendees to not only discuss the artworks but also to delve into candid inquiries about the artists, their life experiences in Italy and Berlin, among other topics. It’s a rare chance to explore global perspectives, all while sharing a cup of tea. We eagerly anticipate your presence.
 

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“Beer with Artist”

Vol.2 Giacomo Zaganelli and Silvia Piantini 

Date: November 4, 2023 (Saturday) from 4 to 6 PM
*Free entry and exit, no reservation
Venue: Ichinojuni no Yon
1-12-4 Sanno, Nishinari-ku, Osaka City

Language: English, Japanese
Fee: Free (One-drink order system)
Organizer: TRA-TRAVEL
In cooperation with: C-index, FIGYA, NART

 

■ Artist Profile

Giacomo Zaganelli and Silvia Piantini are an artist+designer duo from Italy, based in Berlin. Working together and sharing the same approach towards art and life, the duo investigates the connection and the relationships between space and physicality, living things and materials.
The research and discovery of different contexts, exploring peculiar details and activating a multicultural dialogue with locals, are considered fundamental moments and integrant part of their practice. A participatory approach and an unconventional involvement of the local resources always influence the outcome of their collaboration, encompassing different types of languages that, from time to time, take the form of actions, interventions, installations, performances, case studies. Art as a medium to get in touch with local contexts.
The duo has been actively working in Asia for many years, mainly in Taiwan and Japan and recently also in Thailand. In 2021 Zaganelli participated in the Thailand Biennale in Korat and Piantini joined him as project coordinator.


AIRΔ / Artist-in-residency Program vol.7

Super Studio Kitakagaya オープンスタジオ

カール・カストロ(Karl Castro)

 

image of AIRΔ vol.7 Karl Castro open studio at Super Studio Kitakagaya, Osaka, Japan.
 
JP  27~29 October 2023

 

■オープンスタジオ概要
プロジェクト名:The Art of (Ex)Positioning
テーマ:1970 年の大阪万博におけるフィリピンの参加の再評価
作家名:カール・カストロ
プロジェクト「The Art of (Ex)Positioning」は、1970 年に大阪で行われた万博(EXPO’70)に参加したフィリピンの歴史的・文化的な意義を再評価し、探求します。
このプロジェクトは、「国家」という枠組みが市民の日常生活にどのように影響を与えるのかを思考し、その観点から EXPO’70 におけるフィリピンパビリオンの国家的なアプローチを再検証します。万博は、フィリピンが国際的な舞台で自身を表現し、未来に向けたビジョンを示した貴重な機会だったと考えます。
カストロは、3 ヶ月間アーティストインレジデンス(AIRΔ vol.7)として SSK に滞在し、EXPO’70 におけるフィリピンの国家としての自己表現、反応、そしてその年の他の出来事との関連性をリサーチします。その成果は、12 月初旬から千鳥文化(北加賀屋)で展示されます。また、このプロジェクトは、フィリピンの国家的志向が現代のフィリピンの現実にどのような影響を与えているのかを理解する手がかりも提供します。
AIRΔ vol.7
主催:TRA-TRAVEL
助成:大阪市、芳泉文化財団


AIRΔ / Artist-in-residency Program vol.6

 タイラー・コバーン(Tyler Coburn)

 

image of AIRΔ vol.6 Tyler Coburn talk event “Remote Sensation” at DOYANEN HOTELS BAKURO, Osaka, Japan and workshop “Counter Factuals” at 1-12-4, Osaka, Japan.
 
JP/EN  14, 15 July 2023

 

■イベント概要
タイラー・コバーン(Tyler Coburn)は、ニューヨークを拠点とするアメリカ人ビジュアルアーティストです。多様なメディアを用い、植物学、法律、人間工学、美術館などを題材に制作を行っています。これまでポンピドゥーセンター(パリ)、ホイットニー美術館(ニューヨーク)、ヘイワード・ギャラリー(ロンドン)などで作品を発表しています。
AIRΔ vol.6では、ショートリサーチレジデンス作家として、7月14日にDOYANEN HOTELS BAKURO(大阪市西成区)にてトークイベントを、翌日15日にイチノジュウニのヨン(大阪市西成区)でワークショップを開催します。 トークイベントでは、コバーンのこれまでの活動の紹介から始まり、日本で行った南蛮芸術に関するプロジェクトについてトークを行うことを通して、感覚から歴史にアプローチする方法を私たちに提示します。またワークショップ「カウンターファクチュアルズ・反実仮想」では、歴史上で起きた事象に対して別のシナリオを想像することから、私たちの現在の有り様に、別解釈をもたらすゲーム式ワークショップです。歴史を再構築するダイナミックな方法から、「今」という瞬間を批評的に見つめなおす機会となるので、是非お越しください。

 

<トークイベント>
「リモートセンセーション」
会場:DOYANEN HOTELS BAKURO (大阪市西成区萩之茶屋2-8-12)
日時:2023年7月14日 19:00~20:30  入場無料、予約不要 (日英通訳有)
主催:TRA-TRAVEL 共催:DOYANEN HOTELS
助成:大阪市
協力:C-index、Tokyo Arts and Space、一般社団法人アラヤシキ、NART (敬称略)
 
<ワークショップ>
「カウンターファクチュアルズ・反実仮想」
会場:イチノジュウニのヨン (大阪市西成区山王1-12−4)
日時:2023年7月15日 14:00~17:00  1ドリンク制、予約制(先着12名) (日英通訳有)
予約先:info.tratravel@gmail.com宛に、①氏名と②題名に「ワークショップ」と記載の上、予約メールを送信してください。
(注1:ワークショップの都合上、終了時間が最大1時間延長する可能性があります)
(注2:ワークショップでは、PCもしくはダブレットを使用するので持参してください)
主催:TRA-TRAVEL 共催:DOYANEN HOTELS
助成:大阪市
協力:C-index、Tokyo Arts and Space、一般社団法人アラヤシキ、NART (敬称略)
 

□通訳: 池田昇太郎

 

 

 

AIRΔ vol.6 Tyler Coburn  Talk event: “Remote sensation” Workshop: “Counterfactuals” Tyler Coburn is an American visual artist and writer based in New York City. Using a variety of media, he explores such subjects as botany, law, ergonomics, and the collecting practices of museums. Coburn’s work has been exhibited internationally, including at Centre Pompidou (Paris), Para Site (Hong Kong), and Hayward Gallery (London).

In AIRΔ vol.6, for his short research artist in residence, Coburn held a talk at DOYANEN HOTELS BAKURO (Nishinari-ku, Osaka City) on July 14th and a workshop at ICHINOJUNI NO YON (Nishinari-ku, Osaka City) the following day. In the talk, Coburn surveyed his past work and current research into Namban art in Japan, demonstrating a method of approaching history through multiple senses. The gaming-style workshop, entitled “Counterfactuals,” invited participants to imagine alternate paths that past events could have taken. It was an opportunity to dynamically engage the historical record and ask critical questions about what other presents and futures could be possible. 

 

Talk event “Remote sensation”

Venue: DOYANEN HOTELS BAKURO (2-8-12, Hagi no Chaya, Nishinari-ku, Osaka)

Date and time: July 14, 2023 19:00 – 20:30 Admission is free, no reservation required (Japanese/English translation available)

 

Workshop “Counterfactuals”

Venue: Ichinojuni no Yon (1-12-4 Sanno, Nishinari-ku, Osaka City)

Date: July 15, 2023 14:00 – 17:00, 1 drink required, reservations required (first 12 people) (Japanese-English interpretation available) (Note: The end time may be extended by up to one hour.)

 

Organized by TRA-TRAVEL Co-organized by DOYANEN HOTELS

Supported by: Osaka City Cooperation: C-index, Tokyo Arts and Space, General Incorporated Association Arayashiki, NART

 

Translator: Shotaro Ikeda


AIRΔ / Artist-in-residency Program vol.5

 アナ・メンデス(Ana Mendes)

 

image of AIRΔ vol.5 Ana Mendes talk event “Re: museum – Collections Seen from a Postcolonial Perspective” at DOYANEN HOTELS BAKURO, Osaka, Japan
 
JP  3 June 2023

 

■イベント概要
ポルトガル人ビジュアルアーティスト/ライターのアナ・メンデス(Ana Mendes)は、世界中の博物館の展示品や所蔵品、路上彫刻などをポストコロニアルな視点から見つめ、人々の記憶やアイデンティティをリサーチしています。日本においても、様々な博物館の所蔵品を調査し、日本や周辺国との過去や現在の関係性を読み解く活動を行っています。 AIRΔ vol.5では、ショートリサーチレジデンス作家としてアナ・メンデスを招聘し、DOYANEN HOTELS BAKURO(大阪市西成区)にてトークイベントを開催します。過去から現在までの彼女の活動を語りあかす本トークイベントは、私たちにどのような他国や他者との関係性を示してくれるのでしょうか。ホテルという一期一会の出会いが交わる場所で、彼女の視点を皆さんと共有できればと思います。

 

□日程: 2023年6月3日(土)16:00~18;00

□会場: DOYANEN HOTELS BAKURO 1F カフェスペース
   (大阪市西成区萩之茶屋2-8-12)

入場無料

□通訳: 池田昇太郎

 

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主催: TRA-TRAVEL

共催: DOYANEN HOTELS

助成: 大阪市

協力: 一般社団法人アラヤシキ